仮想通貨のFX、先物、ETFってなんなの?

仮想通貨

仮想通貨でよくみかけるFX、先物、ETFとはなんなのか。
また、仮想通貨のFX、先物、ETFとどう違うのか。

FX

FXとは、「Foreign Exchange」の英略で、日本語では「外国為替証拠金取引」。略して「外為(がいため)」とも呼ばれています。
内容は、ドルやユーロなどの外国通貨(為替)を交換・売買し、その差益を目的とした金融商品のことです。

  • レバレッジあり。
  • スプリット(売値と買値の差)あり。
  • スワップポイント(2国間の金利差益または差損)あり。
  • 売り買いどっちでも利益を出せる。

仮想通貨のFX

仮想通貨のFXは、仮想通貨を外貨と捉えて取引しています。
仮想通貨もスワップポイントが発生しますが、基本的に手数料という扱いになり徴収されます。

※反対売買の期限は決まってはいませんが、証拠金不足により強制ロスカットなどが働く場合があります。

先物

先物取引とは将来の売買について、現時点では売買の価格や数量などを約束だけしておいて、将来の約束の日が来た時点で、実際売買を行います。
前もって売買の価格を決めておくことができるので、価格変動する商品の売買につきものの価格変動リスクを回避できます。また、期日前でも「スペキュレーション」で売買できます。

  • レバレッジあり。
  • FXとは違い、限月(売買の最終期限)がある。

仮想通貨の先物

先物と同じ。
通常の先物と同様に、限月(売買の最終期限)があります。

現在、Bitcoinの先物が行われているのは、
CBOE(シカゴ・オプション取引所/Chicago Board Option Exchange)とCME(シカゴ・マーカンタイル取引所/Chicago Mercantile Exchange)です。
※CBOEは、シカゴ商品取引所(CBOT)によって設立したが、独立。
※CMEは、シカゴ商品取引所(CBOT)を買収。

この二つは、世界有数の取引量を誇るデリバティブ取引所です。そのため、マネーの流入流出額も大きく違います。
一時BTCが大きく下落したのは、先物の限月が原因ではないかといわれたほどです(実際のところは不明)。
※CBOEでは取引を公開していないので、詳細がわからない。
※bitFlyerもLightningで先物をやっていますが、上記の取引所とは規模が違い小さいです。
※CMEはここで確認できます。
https://www.cmegroup.com/trading/equity-index/us-index/bitcoin.html

ETF

ETF(Exchange Traded Fund)とは、特定の指数(例えば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等)の動きに連動する運用を行う、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託のこと。
ETFは投資信託よりも安価で、かつ投資信託への投資なので、分散投資が自動でできるのが、従来の株や投資信託と違います。

  • レバレッジあり。

仮想通貨のETF

ETFと同じ。

現在は、CBOEのみがETFを申請中。
ほぼ申請は通るのではないかと言われており、通った場合は、かなり大きなマネーが流入するのでBTCは期待から大きく値を上げています。
※ETFは特定の指標にそって運用されますが、CBOEはどのような指標にするのか、詳細がわからない。
※ビットコイン、イーサリアム等を使った指標を作成しても、結果的に同じ方向に行くので指標としての価値があるかどうかわからない。

先物、ETF共には信用取引があるので、売りが強くなるとだらだら下がって、なかなか上がらなくなるかもしれません。

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