底辺ビットコインFXトレーダーがやってみて効果があったトレード手法|コツコツ・ドカン対策

底辺ビットコインFXトレーダーの自分がここ半月でいままでにないくらい効果を感じたトレード手法を紹介します。

自分にあったトレード方法なので万人にあうとは思いませんが、同じく勝てない人の何かの足しになればと思います。

前もって言っておくと特別なことはしていません。やったのは「両建て」トレードです。負ける恐怖がなくなったので、トレードが楽になったのが大きな要因だと思っています。

毎回、注意はしているものの、コツコツ稼いで大きくドカンと負けるパターンに苦しんでいました。

そんな中、大きな損失を防ぎつつ、微益ながらもやっと自分にあったトレード方法を見つけることができました。

負けの要因

自分の負けパターンとしては、主に「コツコツ・ドカン」と「損切貧乏」です。

ドカンをくらう場面のトップは「相場をみていない時」が圧倒的に多かったです。トレンドにのってるので大丈夫だと過信して、1時間、長いときは1日くらい放置して見てみるとドカンを食らっていることが多々ありました。あの時微益でも利確しておけばと思ったことは数しれません。

そして、次が損切貧乏です。上記のような突然反転に備えて損切設定しておくのですが、設定しているときに限って微妙な値幅の動きしかなく、ちびちび損切されます

また、大きく動いて「うわやばい」と思って損切するとその逆に動いて値が戻ったりと、自分のトレードを見られてるんじゃないかと思うくらい反対に動くこともありました。

相場をずっと見ていて、自分のポジションと逆方向に動くと不安になって損切し、損切するとまた逆の方に動くのでそこで損切し、天井と底で損切しまくるみたいなこともありました。ちょっと我慢してみようと思って我慢するとドカンをくらうし・・・。

とにかくコツコツ・ドカンや損切貧乏でやられまくりでした。

負けの対策は「両建て」

上記の負け要因から、BOTじゃなきゃ勝てないと、半分諦めかけているところで出会ったのが「ヘッジ」です。「最初からヘッジしてしまえばいい」と思って何気なくやった「両建て」で微益でも勝つためのコツみたいなものをつかめました。

両建ては、「迷い」なのでそんな状態でポジションを持たない方がいいと本やウェブに書かれているのを見て、確かに「迷っている状態でポジションを持つべきではない」と思っていました。

しかし、自分に合う・合わないでいうと、自分に「両建て」はあっていました(本来はダメなのかもしれませんが・・・)。

後から気づいたことですが、負けていた自分に必要な対策が主に2つありました。

1.「どこでエントリーしたらよいかわからない」・・・どうしたらよいか。
2.「常に相場をみないといけないけど無理」・・・どうしたらよいか。

「どこでエントリーしたらよいかわからない」

結局負けの大きな原因は、エントリーの場所がよくわかってない。

本では、「どこでもエントリーしてもいい」などとかかれていたりしますが、「エントリーを間違わなければどこでも勝てる」と書かれていたりします。

水平抵抗ラインやトレンドが崩れたところなどはわかりますが、それでも外れることはあります。結局、迷いまくっていました

「常に相場をみないといけないけど無理」

上記の方法で抵抗ラインやトレンドが崩れたところでエントリーしようにも相場のトレンドを見て、すぐに行動できる状態でないとうまく勝てない気がしました。

最初は集中していても、途中から飽きてしまって、少し離れた瞬間に上がってタイミングを逃したりがあり、ずっと見ているは無理でした・・・。

結局、高性能なBOTしか勝てないという気になっていたのですが、どこでもエントリー可、見ている時にチャンスを掴めばいいというのを「両建て」で解決できました。

両建てによる効果

まず「両建て」によって変わったのが、以下の3つです。

1.いつも相場をみている必要がなく「両建てをしている間は損失がでない」。
2.エントリーがしやすい「どこでもエントリー可」。
3.相場を見た時にポジションがあるので動きやすい。

それぞれについて説明していきます。

「両建てをしている間は損失がでない」

両建てしているので、基本的に大きな損失がでません

これによって、トレードに余裕ができました。

チャンスを逃しても次があるというのを実感できるようになります(次を待つ余裕ができました)。

また、両建てしていることで含み益と損益の両方がでているので、どっちのトレンドが強いのかもわかりやすいです。

ただし、ポジションをダブルでエントリーしないといけないので、資金が倍かかり、ポジション料も2倍発生というデメリットがあります。

しかし、自分にとっては「損をしない」というメリットの方が手数料よりも価値がありました。

「どこでもエントリー可」

両建てしない場合、損をしないようにできるだけ底や天井を狙ってエントリーしようと思ってしまいます。

そして、結局どこでエントリーしたらよいのか迷ってしまい、チャンスを逃したり、逃したチャンスを取り戻そうとして焦ってエントリーしたりがありました。

両建てしている限りは、損をしないのでどこでもエントリーできます。トレードになれるまでかなり大きなメリットです。
※損をしないといっても、手数料はかかります。

「相場を見た時にポジションがあるので動きやすい」

「相場を見た時にポジションがあるので動きやすい」というのは、両建てをしていると両方のポジションをもっていて、時間が経過していればどちらかにトレンドがでていると思います(でてない時もあります)。

そのため、次に必要な行動を、トレンド継続・天井・底なのかのほぼ3つの判断だけに絞ることができます。
※エントリーをどこでしようかという部分の悩みが不要になります(エントリーでの迷いをなくすという効果はとても大きい気がしています)。

もし、思ってたのと違うと思えば、両ポジションをクローズして立て直せばいいだけです。

ポジション料が発生するデメリットはありますが、エントリーで悩まずに、現在もっているポジションだけに注力できるというメリットは大きいです。

この3つが自分にとって、両建てを使うことの大きなメリットです。特にエントリーで躊躇しない&損をしないという部分では精神的なメリットがかなりありました。

・・・とここまで、両建てを持ち上げまくりましたが、両建てで稼げるのは微益です。爆益はタイミング次第ですがチャンスは少ない気がします。

実際のトレード方法について

特殊なことはなにもやっていないのですが、やっている方法を書いておきます。

どのタイミングでもいいのですが、両建てでポジションをとります。

ロングポジションをとった場合、ロングポジションをとった価格よりも上でショートポジションをとります(同値でもいいと思います)。
※ロングポジションを600,000でとった場合、それよりも上の価格600,100でショートポジションをとります。

逆にショートポジションを先にとった場合は、その価格よりも下でロングポジションをとります。

このようにポジションをとることで、どちらに価格が変動しても「大きな損失」を防ぐことができます。
※価格が599,000になっても、ショートポジションで利益はプラス(微益)。逆に601,000になってもロングポジションでプラスになります。

できるだけ価格変動が少ない時にポジションをとればうまくいきます。

場合によっては、うまくポジションがとれずに少し含み損をかかえたポジションになる場合もあります(前述のように重なった状態での両建てができない場合)。この場合でも、とりあえず両建てしておけば、大きな変動がきても、大きな損失を出さずにすみます。

できるだけ、重なるようにポジションをとりますが、難しい場合は同じくらいの価格でポジションをとってしまった方が自分の場合は安心できました。

そして、次は、どこで利確するかです。

「ロング含み益・ショート含み損」の状態

現在が「ロング含み益・ショート含み損」となっていた場合、価格が上昇したので意識するのは「天井と下落」です。

もし、下落スタートなら「ロングをクローズ」して、ショートを残します。予想通り下落してきたら、利益がでたところでクローズします。

ショートクローズ時に含み損の状態でも、ロングをクローズした価格よりも下でショートをクローズすればトータルでプラスになります。

さらに、利益を出したい場合は、ロングをクローズした時にショートポジションを追加しておきます。

どちらかのポジションをクローズした後に、予想しない動きをした場合は、反対ポジションも手仕舞いして、再度両建てをスタートさせます。下手にホールドすると負けます。

「ロング含み損・ショート含み益」の状態

現在が「ロング含み損・ショート含み益」となっていた場合、価格が下落したので、意識するのは「底と上昇」です。

もし、上昇スタートなら「ショートをクローズ」して、ロングを残します。予想通り上昇してきたら、利益がでたところでクローズします。

ロングクローズ時に含み損の状態でも、ショートをクローズした価格よりも上でロングをクローズすればトータルでプラスにできます。

さらに、利益を出したい場合は、ショートをクローズした時にロングポジションを追加します。

こちらも、どちらかのポジションを、クローズ後に予想に反した動きをした場合は早めに手仕舞いします。そして、新しく再度両建てをスタートさせます。

ここの部分がなかなか難しくて、もうちょいもうちょいと待ってしまいますが、下手なので大抵負けます。立て直したほうが安全でした。

ポジションをずっともったままだと、ポジション料をとられるので、とられたくない場合はとられる前に一度クローズするのがおすすめです。

まとめ

こんなの知ってるし、両建ては迷いだからやらない方がいいとずっと思っていました。

しかし、両建てでポジションをとったことで、頻繁に画面をみることが減り、両建て時は損をしないので余裕ができ、大きな損失が減りました。

全く損失がないわけではありません。片方をクローズした後にトレンドが変わって負けるといったことは今でもありますが、収益はこれを始めてからプラスになりました。

両建て戦法をはじめてまだ半月なので、これからまた、うまくいかなくなるかもしれませんが、もう少しこのトレード方法を試してみようと思っています。

本やウェブなどで、どこでエントリーして損切するかなどの基本的な部分は独学で勉強しなので、そういう知識もすくなからず生きていると思います。全く知識ゼロで両建てさえすれば必ず勝てるというわけではありません。

少しでも悩んでいる人のヒントになれば幸いです。参考までにどうぞ。

以前は、システム的に一番いいといわれているbitFlyerを使っていたので両建てが使えませんでした(両建ては迷いだからBFでいいと思っていました)。

今使っているのはLiquid(旧Quoine)です。システムはしょぼいくて、お問い合わせ対応もよくありませんが、両建てできてスプレッドが比較的小さいので利用しています。

ディーカレットもいいと思うのですが、トレード画面がなんか扱いにくい気がします。

※投資の推奨や勧誘をしているわけではないです(自分の責任で)。

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