CMEの建玉明細グラフによるビットコイン先物状況|20200331

CMEが提供している建玉明細(COT/Commitments of Traders)ツールを使ってビットコイン先物のデータを確認。
2020年3月31日までの集計データです。
※()内の数値は前回の3月24日の集計データです。

■オープンインタレスト
3月31日時点のオープンインタレストは、「3947(3909)」です。

<オープンインタレストについて知りたい場合>
先物の指標、オープンインタレストで投資家の動きが推測できる

■ディーラーポジション
ロングポジション数は、「36(36)」。
ショートポジション数は、「0(0)」。
※変化なし。

■機関投資家ポジション
ロングポジション数は、「173(125)」。
ショートポジション数は、「248(297)」。
※ロング増加、ショートが減少。

■レバレッジファンドポジション
ロングポジション数は、「1489(1136)」。
ショートポジション数は、「2602(2291)」。
※ロング増加、ショートが増加。

■その他の報告義務のある投資家ポジション
ロングポジション数は、「900(969)」。
ショートポジション数は、「453(550)」。
※ロングが減少、ショートも減少。

■報告義務なし投資家ポジション
ロングポジション数は、「1259(1503)」。
ショートポジション数は、「554(631)」。
※ロングが減少。

CMCビットコイン価格動向

3月29日~4月5日までのビットコイン価格。
CoinMarketCapを見ると約6,279ドルから約6,812ドルまで上昇。
3月30日に約5,913ドルまで下落、4月3日には約7,072ドルまで上昇。現在は急落してや約6,812ドル近辺。
ビットコインドミナンスは65.1%(65.3%)。

ビットコイン価格動向とCMEビットコイン先物比較

24日にCMESQが終わってからの1週間はやや下に向かう感じでしたが、6000ドルを切ってから反発して一時7000ドル台に突入。そろそろビットコイン半減期を意識し始める頃のような気がします。OIは低水準のまま。

「機関投資家」と「レバレッジファンド」のロングがやや増加してきています。レバレッジファンドはショートも増加。

【CMEのCOTについて】
各取引機関から毎週火曜日の取引終了後(水曜日まで)に報告されたポジションなどの情報を集計して、毎週金曜日の午後(日本時間の土曜日5時頃)の取引終了後に公表しています。
※そのため1週間程度遅れたデータを見ている点に注意が必要です。

参考:CMEのCOTグラフCoinMarketCap(ビットコイン)

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