CMEの建玉明細グラフによるビットコイン先物状況|20200421

CMEが提供している建玉明細(COT/Commitments of Traders)ツールを使ってビットコイン先物のデータを確認。
2020年4月21日までの集計データです。
※()内の数値は前回の4月14日の集計データです。

4月24日はCMEのビットコイン先物SQがあります。

■オープンインタレスト
4月21日時点のオープンインタレストは、「5648(5538)」です。

<オープンインタレストについて知りたい場合>
先物の指標、オープンインタレストで投資家の動きが推測できる

■ディーラーポジション
ロングポジション数は、「38(38)」。
ショートポジション数は、「0(0)」。
※変化なし。

■機関投資家ポジション
ロングポジション数は、「218(203)」。
ショートポジション数は、「316(283)」。
※ロング、ショートともに増加。

■レバレッジファンドポジション
ロングポジション数は、「2394(2260)」。
ショートポジション数は、「3026(3198)」。
※ロング増加、ショート減少。

■その他の報告義務のある投資家ポジション
ロングポジション数は、「759(868)」。
ショートポジション数は、「1600(1394)」。
※ロングが減少、ショートがロングの倍程度に増加。

■報告義務なし投資家ポジション
ロングポジション数は、「1973(1903)」。
ショートポジション数は、「440(397)」。
※ロング、ショートも少し増加。

CMCビットコイン価格動向

4月18日~4月25日までのビットコイン価格。
CoinMarketCapを見ると4月18日は約7,087ドルではじまり、4月21日に底を打ってから4月23日に一気に上昇。
4月21日に約6,835ドルまで下落したが、4月23日には回復して現在は約7,556ドル近辺。
ビットコインドミナンスは63.9%(63.9%)。

ビットコイン価格動向とCMEビットコイン先物比較

4月24日はCMEのビットコイン先物SQ。それほどボラもなく推移。いつものCMESQだと下落基調になるのに上昇基調。レバレッジファンドは、3月SQではショートが増加傾向だったのに対して、今回はショートが少な目なので、半減期をにらんでそれほど大きく動いてないのかもしれない。
バイナンスのビットコイン半減期化カウントダウンでは、半減期まで17日。

【CMEのCOTについて】
各取引機関から毎週火曜日の取引終了後(水曜日まで)に報告されたポジションなどの情報を集計して、毎週金曜日の午後(日本時間の土曜日5時頃)の取引終了後に公表しています。
※そのため1週間程度遅れたデータを見ている点に注意が必要です。

参考:CMEのCOTグラフCoinMarketCap(ビットコイン)

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