BTC:--
ETH:--
BCH:--
XRP:--

先物の指標、オープンインタレストで投資家の動きが推測できる

先物の指標、オープンインタレストで投資家の動きが推測できる

オープンインタレスト(Open Interest)とは、「未決済建玉」のこと。未決済建玉とは、ロングやショートのポジションを売却せずに保有している建玉のこと。
※建玉とポジションは同じ。

先物市場では、未決済の売りと買いの建玉数はいつも等しく、この売りと買いの建玉の合計をオープンインタレスト(未決済建玉)といいます。
この建玉の数は、建玉保有者が建玉を決済すると減少します。

例えば、投資家Aがビットコイン先物を10購入して、投資家Bがビットコイン先物を10売却した場合、未決済建玉は10です。
なぜかというと投資家Bは売却したので建玉は決済済みとなり、未決済の建玉ではないためオープンインタレストにはカウントされません。
※ちなみに、出来高は売買の量なので20です。

オープンインタレストから何がわかるのか?

オープンインタレストを見ることで何がわかるかというと、お金の動きが分かります。オープンインタレストが増えれば、市場にお金が集まっており、逆に減れば、お金が出ていっていることになります。

また、お金をトレンドとみなすこともでき、市場にお金が集まっていれば強気トレンド、逆にお金が出て行っていれば弱気トレンドと言えます。

そして、米商品先物取引委員会(CFTC)のCommitments of Traders(COT)では、このオープンインタレストが集計されているデータを公開しており、ビットコイン先物のオープンインタレストも確認できます。

ただし、集計は1週間に1回で、火曜日の時点のデータ集計が金か土曜あたりに公開されます・・・遅い。

>>>Commitments of Traders(※他のデータもあるので「bitcoin」でページ内検索)

このオープンインタレストは、価格と一緒に見ることでトレーダーの動きを推測できます。

・オープンインタレストが増加しており、上昇トレンドで価格が上昇している場合、新しいお金が市場に入ってきている。

・オープンインタレストは減少しているが、上昇トレンドで価格が上昇している場合、ショートセラーがポジションをカバーしておりお金は市場から出ている?

・オープンインタレストは増加しているが、下落トレンドで価格が上昇している場合、ショートに新たな資金が投入されている。

・オープンインタレストが減少しており、下落トレンドで価格も下落している場合、ポジション保有者が解消を余儀なくされている。

・高いオープンインタレストがあるのに、急激に価格が下落している場合は、トップ近くで購入した人が、パニック売りしている。

上記を表にまとめると下記のような感じになります。

オープン
インタレスト
価格 トレーダーの動き トレンド
増加 上昇 新しい資金が流入している 強気
減少 上昇 ショートカバー(空売りの買戻し)
市場から資金が流出している?
弱気の兆候
増加 下落 ショートに資金が流入している 弱気
減少 下落 ポジション解消を余儀なくされている
セリクラが近い(セリング・クライマックス)
弱気
高い 下落 天井で買った人が売り
パニック売りを呼んでいる
弱気

ブライト・アセット株式会社のCFTC投機ポジションというレポートによると「レバレッジ・マネーの買い・売りの差のネットの数字が市場動向と相関が高いようです」と発表しています。ビットコイン先物に関してそうとはいっていないので、あくまで参考ですが見ていて損はない指標と言えます。

参考:investpedia

メニューを閉じる