etherscan.ioで、やみくもにアドレスをクリックしていくと、どこにいるのかわからなくなってしまうので、ホエールアラートを例にトランザクションの追跡方法をメモ。
7,000,000 #USDT (7,014,281 USD) transferred from Tether Treasury to unknown wallet
— Whale Alert (@whale_alert) September 2, 2019
例えば、このホエールアラート。
Tx:に書かれているリンクをクリックすると、トランザクション詳細が表示されます。
・Hash:トランザクションハッシュ
・From:送信元
・TO:送信先
上記の場合
Hash:0xace98d57892eecdac6ce2939ce5b226ec5fe8428e646c5511d4507039a89dd86
From:0x5754284f345afc66a98fbb0a0afe71e0f007b949
TO:0x1048b8e49c911f46f8ae04b8c947e90fa3822c7a
「TO」のアドレスをクリックするとそのアドレスのページに移動します。
「Address」の部分に0xアドレスが表示されていると、そのアドレスに移動している状態です。
そのアドレスのページの下の方にタブメニューがあります。主に使うのは2つ。
・タブメニューの「Transactions」は、そのアドレスで行ったイーサリアム(ETH)に関係する処理の一覧(トランザクションFeeなどもここ)。
・タブメニューの「Erc20 Token Txns」は、そのアドレスで行ったERC20トークンに関係する処理の一覧(ETH以外は全部ここ)。
テザー(USDT)などは、「Erc20 Token Txns」に切り替えないとトランザクションが表示されません。自分の調べたい情報が、ETHなのかERC20なのかでタブを切り替えて確認する必要があります。
トランザクション処理が実行されてからすぐであれば、時間経過もあまりないので、調べたいトランザクションがすぐに見つかるかもしれませんが、時間が経過するとどこにあるかわからないので、ちょっと大変です。
後は、同じように「TO」アドレスを追っていくことで追跡できます。ただし、トークンを細かく分散されたりするともう無理です・・・。
また、
以上。