CMEが提供している建玉明細(COT/Commitments of Traders)ツールを使ってビットコイン先物のデータを確認。
2020年3月24日までの集計データです。
※()内の数値は前回の3月17日の集計データです。
3月27日はCMEのビットコイン先物SQ。
■オープンインタレスト
3月24日時点のオープンインタレストは、「3909(4474)」です。
<オープンインタレストについて知りたい場合>
先物の指標、オープンインタレストで投資家の動きが推測できる
■ディーラーポジション
ロングポジション数は、「36(336)」。
ショートポジション数は、「0(0)」。
※ショートが0。ロングのみ。
■機関投資家ポジション
ロングポジション数は、「125(101)」。
ショートポジション数は、「297(465)」。
※ショートが減少。まだショートがロングの2倍以上。
■レバレッジファンドポジション
ロングポジション数は、「1136(1869)」。
ショートポジション数は、「2291(2907)」。
※ロングもショートも減少。ショートがロングの2倍程度。
■その他の報告義務のある投資家ポジション
ロングポジション数は、「969(584)」。
ショートポジション数は、「550(504)」。
※ロングが増加、ショートが微増。
■報告義務なし投資家ポジション
ロングポジション数は、「1503(1481)」。
ショートポジション数は、「631(495)」。
※ショートが微増。
CMCビットコイン価格動向
3月21日~3月28日までのビットコイン価格。
CoinMarketCapを見ると約6,123ドルから約6,467ドルまで上昇。
3月23日に約5,794ドルまで下落、3月25日には約6,868ドルまで上昇。現在は急落してや約6,467ドル近辺。
ビットコインドミナンスは65.3%(65.2%)。
ビットコイン価格動向とCMEビットコイン先物比較
23日CMESQが近いので乱高下に注意の1週間でしたが、予想に反してそれほど大きなボラはなく、やや上昇傾向といった感じでした。
しかし、28日9時頃に急落してます。
「ディーラー」が17日時点でロング一択でしたが、24日には減っているので利確済みか。
「機関投資家」が17日時点でショートがロングの4倍で、24日にはショートが減少。CMESQ狙って少し残したのか、28日にはBTCが急落。
各取引機関から毎週火曜日の取引終了後(水曜日まで)に報告されたポジションなどの情報を集計して、毎週金曜日の午後(日本時間の土曜日5時頃)の取引終了後に公表しています。
※そのため1週間程度遅れたデータを見ている点に注意が必要です。