CMEが提供している建玉明細(COT/Commitments of Traders)ツールを使ってビットコイン先物のデータを確認。
2020年3月10日までの集計データです。
※()内の数値は前回の3月3日の集計データです。
■オープンインタレスト
3月10日時点のオープンインタレストは、「4368(4837)」です。
<オープンインタレストについて知りたい場合>
先物の指標、オープンインタレストで投資家の動きが推測できる
■ディーラーポジション
ロングポジション数は、「65(66)」。
ショートポジション数は、「41(159)」。
※ショートが減。ロングがやや増える。
■機関投資家ポジション
ロングポジション数は、「115(163)」。
ショートポジション数は、「362(196)」。
※ショートがロングの倍以上。
■レバレッジファンドポジション
ロングポジション数は、「1421(764)」。
ショートポジション数は、「3002(3454)」。
※ショートがロングの2倍以上。ロングがやや増加。
■その他の報告義務のある投資家ポジション
ロングポジション数は、「783(1234)」。
ショートポジション数は、「25(0)」。
※ロングが減。
■報告義務なし投資家ポジション
ロングポジション数は、「1490(1989)」。
ショートポジション数は、「444(407)」。
※ロングが減。
CMCビットコイン価格動向
3月7日~3月14日までのビットコイン価格。
CoinMarketCapを見ると9,114ドルから5,695ドルまで下落。
3月12日、3月13日にそれぞれ1,000ドル以上の大幅下げ。13日は金曜日。
ビットコインドミナンスは63.6%(63.8%)。
ビットコイン価格動向とCMEビットコイン先物比較
機関投資家がショートを増やしているのがすごい。世界経済トレンドが下落、ビットコインも軟調だったので下落を予想したのかもしれない。
先週、先々週とショートが微増だったのでヘッジしておいて、機会を見計らっていて一気にショート。10日時点なので12、13日で爆益のはず。
その他報告義務あり、個人の人たちは多分損切。
各取引機関から毎週火曜日の取引終了後(水曜日まで)に報告されたポジションなどの情報を集計して、毎週金曜日の午後(日本時間の土曜日5時頃)の取引終了後に公表しています。
※そのため1週間程度遅れたデータを見ている点に注意が必要です。
参考:CMEのCOTグラフ