暴落前、テクニカルでロングを逃がすことは可能か

7月5日、8時頃にビットコインが大きく下落しました。今後のためにテクニカルで分析して防ぐことができるかを確認してみました。

下げ幅などに関しては、どのくらいなのかを知るすべはないと思いますが(※1)、下落が始まるサインなどを確認できれば、不用意に資産が減るのを防ぐことができます。
※1:クジラアラートなどを分析すれば、分かるのかもしれません。

結論から言うと、多少経験が必要かもしれませんが、テクニカルでも十分できると思います。

以下、分析するために時間足チャートをそれぞれ抽出してみました。各チャートは下記の通りです。

5分足

15分足

30分足

1時間足

1時間足や15分足が分かりやすいかもしれません。だいたいどのチャートも5時近辺から少しずつ下落してきているのが分かります。全体的に上値を切り下げているので緩やかな下げトレンドです。

ローソク足が分かりやすいように30分足を見てみると、
・7月5日1時の時点で上昇トレンドラインを割っている(赤線の下にローソク足がきている)。
・7月5日4時30分、BTC.Dも下げはじめている(ビットコインからお金が抜けている)。
・7月5日5時、ローソク足が移動平均線を下に抜けている。
・7月5日5時30分、ボリンジャーのスクイーズ状態で下にクロスしたが、上に伸びてこない(バンドが下にエクスバンドを始めてる)。
となっています。

そのため、7月5日5時で下げ始めていると分かれば、ロングをやめてノーポジにする、もしくはショートをいれることで回避できたのではないかと思います。ただし、全部が全部同じように対応できるかはわかりません。

ちなみに、過去のチャート分析は、ドミナンス、移動平均線、バンドの方向が固定されて決まっているので簡単ですが、リアルタイムで見ると線の方向が定まらずにちらちら動くため、どちらに進むか判断するのは、多少経験が必要かもしれません。ただ、一気に下げるのは「ここだ」と判断するよりは、トレンドから動きそうな方向を予測することが重要だと思います。

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