仮想通貨をやっていると、株式の知識もかなり必要になってきます。
先物、信用取引、ETFなど、知らなくても取引はできますが、知っていると、今の通貨の動きなどを理解するのに役立ちます。また、売買のシステムなども株に似ているため、株をやっていれば売買にあまり抵抗を感じないと思います。
通貨の信頼性
株と違う点はいくつかありますが、一番大きな違いは通貨の信頼性です。現在は、株式と違い通貨が取引所に上場するのに、信頼できる機関が審査して上場しているわけではありません。主にホワイトペーパーから分かる情報だけです。株式では、いろいろな企業情報を審査した上で上場が決まりますが、上場された通貨でも、紙ペラ1枚程度の情報を元に投資をするしかないのです。
ボラティリティの高さ
仮想通貨のボラティリティ(値動きの大きさ)の高さは有名です。株式と違い、ストップ安やストップ高がありません。そのため、ガンガン上がるし下がります。
取引所の信頼性
今月9日に発表された、金融庁による日本仮想通貨交換業者のモニタリング調査では、親族への優遇や価格操作なども指摘しており、やりたい放題の市場だった事が明るみに出ました。日本でそうなので、海外の取引所でもありそうな話です。また、通貨の時価総額が低い通貨は価格操作が用意にできてしまい、その規制もありません。取引所セキュリティ以前に、身内に敵ありといった感じです。
株式でも全くないとは言えませんが、そういった不正が行われない様な仕組みや体制がとられています。
簡単に比較しただけでも、株式市場には到底及ばない事が分かります。
今言えるのは、公平性の上で取引したい場合は、株式投資。
ギャンブル性を求めるなら、仮想通貨投資です。